SMAP(スマップ)の来歴
1988年結成。グループ名は「Sports Music Assemble People」の頭文字から取られた。前身はスケートボーイズ。前身であるスケートボーイズのキャッチコピーが「Sports Music Assemble People」だった。
結成当初はジャニーズアイドルという認知はあったものの人気は余りなかった。所謂追っかけもジャニーズ系アイドル専門の女学生レベルに留まっていた。一般への普及もしておらず、当時SMAPを知っていたのは他のジャニーズアイドル(光GENJI、男闘呼組など)のジャニーズファンのみであり、ジャニーズに所属するそれらのアイドルと同じ事務所だから一応ユニットは承知しているという程度であった。
またデビュー時、すでに光GENJIの勢いは無くなってたものの、歌番組が次々と消滅し新人アイドルを売り出す場が皆無という状況で、前年にデビューした少年忍者と共に事務所としても売り出しに苦慮してたのが実情である。しかしデビュー半年後の1992年4月、当時若者に絶大な人気を誇ったフジテレビの通称「Panasonic枠」にて、夢で逢えたらの後番組として開始した『夢がMORIMORI』が、彼らの転機となる。
アイドルなのに、彼らは本格的なコントを、出演しているドラマのパロディを、「アイドル」という自分たちを笑い飛ばした。それまではジャニーズの中の1アイドルに過ぎなかったSMAPが1994年頃から老若男女・多くの層への人々に普及しだし、曲もミリオンセラーを記録、史上空前の大ヒットを起こした。日本全国規模で人気が急上昇し、ドラマ、バラエティ、CM、コンサート、舞台と多方面で活躍し始める。木村拓哉の人気が絶対的なものとなったのもこの頃。そして今やアジア全域での認知度も高まり、知らぬものはいないほどの国民的アイドルとなった。
また『ジャニーズカウントダウンライブ』や『ジャニーズ体育の日大感謝祭』など事務所を挙げたイベントには参加していない。1995年、アルバム『SMAP 007 ~Gold Singer』で海外から大物ミュージシャン参加で話題を呼んだ。1996年、森且行が子供のころから憧れていたオートレースの選手になるためにグループを脱退(オートレースの養成学校に入れるのは23歳が上限であるため、22歳のときに脱退)。
2003年、フジテレビドラマ『僕の生きる道』の主題歌にアルバム『Drink! Smap!』に収録された「世界に一つだけの花」が起用される。ドラマ人気と相まってこの歌も注目をあび、急遽シングルカットを行い、250万枚を超える大ヒットとなった。『紅白歌合戦』ではグループとしては史上初、ポップス歌手としては25年ぶりに大トリを務めるという快挙をあげた。レコード大賞の候補に選ばれたが、歌の歌詞どおり「ナンバーワンでなくオンリーワンでありたい」との理由から大賞を辞退した。
2004年、シングルを一枚も出していないということを理由に紅白歌合戦を辞退した。アルバム『MIJ』に収録された「ススメ!」がTBSのアテネオリンピック関連の番組の主題歌(「〜アテネバージョン」として)になったこともあり、同曲がシングルカットされるのではないかと一部で言われていたが、結局実現しなかった。
また、その年のクリスマスにスペシャルドラマ『X'smap〜虎とライオンと五人の男〜』にSMAP全員が出演し、話題になった。このドラマの主題歌「Song of X'smap」は当初、CD化未定となってたが、翌年発売されたシングル『友だちへ 〜Say What You Will〜』のカップリングとして、CD化されている。また、香取慎吾が大河ドラマ『新選組!』で拘束されていたり、他のメンバーのスケジュールが合うのが『SMAP×SMAP』の収録日だけという状況だった為、コンサートツアーはなかった。
2005年、2年ぶりにコンサートツアーを開始し、7月30日の札幌ドームを皮切りにスタートさせアーティストの単独公演としては初の国立霞ヶ丘競技場でコンサートを行ったとして話題になった。ツアー開始に合わせ、シングル『BANG!BANG!バカンス!』とアルバム『SAMPLE BANG!』を同時発売し、発売当日でシングル、アルバム共にランキング初登場1位を記録し、3人組以上のグループの同じアーティストの同じ発売日のシングル・アルバムで同時に1位を記録するのは1993年のWANDS以来12年ぶりの快挙であった。
以前『SMAP×SMAP』のBISTRO SMAPコーナーに宇宙飛行士の毛利衛・野口聡一が出演してこの時の勝者(稲垣吾郎・香取慎吾ペア)の料理と共に、野口聡一がスペースシャトル「ディスカバリー」に乗り込んだ。また、モーニングコールとして野口聡一が「世界に一つだけの花」をセレクトし機内で流れた。また、宇宙ステーションでは、そこにあった電子ピアノで演奏もした。各メディアから「SMAP、宇宙デビュー」などと報道された。
2年ぶりに出場した紅白歌合戦では2度目の大トリを努めた。またスキウタで1位に選ばれた「世界に一つだけの花」を見事歌い上げ、視聴率上げに大きく貢献し、2005年の紅白はSMAP色に染まった。日刊スポーツでは「神様・仏様・SMAP様」と書かれた。紅白の影響が強かったのか「世界に一つだけの花」がオリコンベスト100に返り咲くという現象が起きた。